超お手軽で経済的! カセットガスが使える燃焼系ランタン。

キャンプにはテント、シュラフと照明は必須です。

ランタンにはいろんな光源や燃料があります。

当然ですが初心者にはまず取り扱いが超簡単なLEDランタンがおススメです。

しかし、実際にキャンプに行くと他のサイトの燃焼系のランタンがうらやましくなりますよね。

そこでランタンのグレードアップを考えたとき、何を選ぶべきか。

ちなみに私はジェントスのLEDランタンのみで2-3度キャンプを経験し、

そのあとすぐに美しさに目がくらみペトロマックスHK500を購入しました。

↑これが私が初めて手に入れた燃焼加圧式ランタンのペトロマックスHK500。

ワリとすぐにススが溜まって明るく光らなくなるので分解清掃のメンテナンスが

面倒臭くなり、そこで手を出したのが、家庭用カセットガス式、

いわゆるCB缶が使用できるガスランタンです。

↑コレが私が初めて買ったガスランタン。めちゃくちゃ手軽で夜の雰囲気ヨシ!

家庭用カセットボンベが使えるCB缶ランタンのメリット

どこの家庭にもあって、どこでも手に入るCB缶が使えることは

たくさんのメリットがあります。

比較的燃費がイイ。

代表的なCB缶ランタンのUNIFLAME フォールディングガスランタンでは100均で買える

普通の家庭用カセットボンベを使用して210Wの明るさで約5時間使用可能。

しかもカセットガスはどこでも手に入ります。

一方、人気のOD缶ガスランタン、コールマン ノーススター2500では約800円ほどする

内容量約470gのOD缶で5-7時間程度使用可能。

燃料1本で約8倍程度の価格差です。

↑コールマンノーススター2500は本格派っぽくてかっこよいけど、OD缶で燃料高い。

メンテナンスがほとんど不要

ガソリン、灯油系の液体燃料ランタンのようにジェネレーター(燃料気化装置)の分解清掃や

交換が不要です。液体燃料ランタンは内部にススが溜まりますので定期的に

分解清掃が必要。これはこれで楽しいんですけどね。

↑加圧式ケロシン(灯油)ランタンはこんな感じにバラしてメンテが必要でめんどいです。

使い方が簡単

マントルをとりつける必要はありますが、それ以外はまさに家庭用カセットコンロに

点火するのと同じように超簡単です。

圧力系液体燃料ランタンのように炎上しちゃうこともありません。

↑圧縮系ケロシンランタンではこれ位のプチ炎上は日常茶飯事。

夜の明かりの雰囲気がカッコ良し!

まずはお手軽さ世界一のLEDランタンの光り方。

暖色系なら温もりのある雰囲気も出せますね。

下の写真がCB缶のガスランタン。写真だとわかりづらいんですが、

LEDと違って炎の揺らぎ、ガスが燃焼する音、伝わる熱気で実際に使ってみると

LEDランタンとは全く別の雰囲気。所有欲も満たせます。

災害時に使いやすくて役に立つ。

CB缶はどこの家庭にもたいてい常備されていて、

安くどこでも入手できます。

災害時の照明、調理器具、暖房器具にCB缶で使えたらライフラインが絶たれても

しばらくは生活しやすいでしょう。

メインランタンとして使えるおすすめCB缶ガスランタン

CB缶が使えるガスランタンが光量が控えめなものが多いです。

メインランタンとして使用するなら200W相当以上の明るさは欲しいところです。

SOTO 虫の寄りにくいランタン ST-233

新富士バーナー株式会社のアウトドアブランド”SOTO”から発売されている

CB缶ランタンでは最もお値打ちで安定して使いやすいランタン。

“SOTO”ブランドのCB缶POWER GASを使用すると100均のガスボンベより

明るいですが、100円のCB缶でも十分使えます。

↑ボンベを外せばこんな感じにコンパクトになります。移動中もホヤが割れにくいです。

我が家ではベランダでのたこ焼きパーティなんかでも活躍してくれます。

100均ガスボンベでもメインランタンとして使用できる大光量210W相当。

寒冷地でもガスボンベを温めて火力を安定させるパワーブースター搭載。

UNIFLAME(ユニフレーム) フォールディングガスランタン UL-X

こちらも日本発のアウトドアブランド ファイヤースタンドでおなじみの

ユニフレームから、使いやすいCB缶ランタンです。

SOTOの製品よりちょっと高価ですが、使い勝手はほとんど同じといっていいでしょう。

ブランドイメージとデザインで選びましょう。

トライポッドやランタンハンガーに吊るして、

100均ガスボンベでもメインランタンとして使用できる大光量210W。

寒い時期でもボンベを温めて火力低下を防ぐパワーブースター搭載。

小さく収納できるのも魅力です。

サブ(テーブル)ランタンとしておすすめのCB缶ガスランタン

光量が200W未満のものはグループキャンプではサブランタン、

テーブルランタンとして使いましょう。

ソロキャンなら暗めの雰囲気を楽しむのもいいですね。

SOTO レギュレーターランタン ST-260

光量は80W相当で置き型なので、テーブルランタンに最適です。

吊り下げにくいですがソロキャンプならメインとしても十分。

短いCB缶を使うとテーブルが広く使えます。

キャンプじゃなくても、ベランダや庭でも手軽に使いやすいランタンです。

金属製のホヤは破損のリスクが少なく堅牢な感じがイイですね。

※注:短いCB缶は非常に割高です。短いCB缶を使うくらいならOD缶のランタンを買いましょう。

CAMPINGMOON(キャンピングムーン) ポータブルガスランタン T-4

キャンピングムーンというブランド名にあまり耳なじみがないかもしれません。

しかし、侮ることなかれ。お値打ちな本格アウトドアグッズや、

おもしろキャンプ用品を手掛ける注目のアウトドアブランドです。

このガスランタンは延長ポールを使用して地面に置いても、

延長ポールをはずして卓上でも、付属のチェーンで吊り下げても使える。

しかも、OD缶とCB缶を変換できるアダプタまで付属しているマルチなガスランタンです。

CB缶だと低面積が小さいので置いて使うと安定性に欠けます。

価格もかなりお手頃で定価でも3,580円(税込)。

明るさは40ルクスと控えめですのでサブランタンとして。

明るさの単位は様々で一概に換算できませんが300ルクスや200Wあれば

メインランタンとして使用できる程度ですというのが目安です。

キャンピングムーンから発売されているガス缶分岐と延長アダプタを使用すると

立派な燭台のような使い方もできます。

↑CB缶ランタンから脱線しますが、分岐するとこんなこともできます。

California Patio(カリフォルニアパティオ) ステンレスカセットガスガーデントーチ

カリフォルニアパティオはおしゃれで便利なアウトドア用品を扱うブランドです。

紹介するモノもランタンといいうよりロウソクや松明(タイマツ)に

近いイメージの、明るさ重視ではなく雰囲気づくりのためのガストーチです。

まとめ

キャンプの照明はまずは安全性と経済性の高いLEDランタンから始まり、

燃焼系のランタンにステップアップするのが定石です。

家庭用カセットボンベ(CB缶)ならキャンプ人じゃなくても家庭に常備していますし、

キャンプ初心者は万が一のためにカセットコンロを持っていくことも多いでしょう。

キャンプにCB缶を使用する家庭は、CB缶を一般の家庭より多めにストック

している場合が多いので災害時にも大いに役に立ちます。

家庭用カセットボンベは製造から7年を目安に使い切りましょう。

メインランタンをグレードアップした後は、サブランタン、テーブルランタン、

バーナーが欲しくなりますよね。みんな炎が出るものが大好きなんです。

この時に、燃料を統一することを考えてギアを選びましょう。

OD缶⇒CB缶の変換アダプタを持っておくことも一つの手ですね。

コンパクトなギア選び、限られたスペースへの車載テクニックも大事なキャンプスキルです。

初心者のうちは手間を省いて、

安全、お手軽、経済的に無理のないキャンプライフを楽しみましょう。

私みたいに、いきなり高価なケロシンランタンを買って、退路を断つのも一つの方法ですが。

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最後までご覧いただきありがとうございました。

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