“MSR”史上初のファミリーテント ハビチュード/フロントレンジ発売

まず、”MSR”とは。マウンテンセーフティリサーチの略であり、

1969年設立のアメリカ合衆国 シアトルの歴史ある登山用品メーカーです。

ちょっと値は張りますが高い機能性と美しいデザインを兼ね備えた

機能美溢れる魅力的なギアが揃います。

少人数向け軽量コンパクトな本格登山向けギアが多い”MSR”から

2021年新製品としてファミリー向けともいえるテントが新発売されました。

”MSR”使ってるの見ると、「オッ?MSRじゃん☆」って思いますよね。

そんな、おしゃれな玄人っぽい、ちょっと高価な登山・キャンプ用品メーカーが”MSR”です。

”MSR” ハビチュード4 / ハビチュード6

キャンプ用品というより登山用品、キャンプとは言うものの

ベースキャンプのイメージが強い”MSR”から、

親から子へ野遊びの楽しさを伝える親子の秘密基地とも呼べる

6人用テントが新発売されました。ハビチュード6です。

最大室内高が195cm、6名就寝可能で広大な空間を確保しながら

収納サイズは58 x 25cm、重量は6,350gという軽量コンパクトを実現。

ポーチライトが標準装備で優しさも備えつつ、

丈夫な幕体(生地)とステンレスジッパーでラフな使用にも耐え、

荒天においても頑丈なポールと構造で厳しい環境下でも快適な室内を確保。

広い前室でギアの保管もしやすく、換気性能の高いベンチレーションで結露を最大限に抑制。

さすがは”MSR”。ただ広くて便利なだけのファミキャン仕様ではありません。

頑丈ではありますが、フロアを保護するためにフットプリント(グランドシート)は必ず使用しましょう。

現在、”MSR”から発売されているキャンプ用テントでは唯一の6人用です。

ハビチュード6用フットプリント(グランドシートはこちら↓)

グランドシートは大きすぎると水が溜まってしまって逆効果ですし、

小さくてもフロアを保護できないので専用品があるのは助かりますね。

4人用のハビチュード4もあります。

フロア面は最も傷つきやすく、穴が開いたら即使用不能になります。

キャンプを楽しむために、専用品でなくてもいいので必ずフットプリントでフロア保護をしましょう。

”MSR” フロントレンジ

ピラミッド型のワンポール(モノポール)テントです。

“フロントレンジ”はシェルター部分のみ、いわゆるフライシートの部分のみですので、

ワンポールテントとして使用する場合は、”フロントレンジ バグシェルター”を

インナーテントとして合わせて使用します。

ワンポールテント言ってますが、ポールは付属していません。

スキーポールやトレッキングポールを使用して設営する前提の幕です。

そのため、ポールは付属していませんが、フライシートとなる”フロントレンジ”には

2本のポールを束ねて使用するためのストラップが付属しています。

快適な居住性だけで言えば前述のハビチュードの方が

頭上空間に余裕がありドーム型でゆったりと使用できますが、

ハビチュードの快適性あふれた仕様が”MSR”らしくないと思う方もいるでしょう。

ライダー用やソロテントのイメージが強い”MSR”ですので

シェイプアップされたフロントレンジの方が”MSR”「らしい」と言えます。

もっと言えば”バグシェルター”なしで、”フロントレンジ”単体での

スパルタンな使い方がより玄人感があってステキです。

ポールは付属していませんが、シェルター部分の”フロントレンジ”のみで

収納重量たったの910g、インナーテントの”バグシェルター”が

収納重量1,040gで、2つ合わせても2kg未満の超軽量テントです。

スキーやトレッキング以外の使用でポールを別に準備する場合は

160-170cmくらいのタープポールにポールエンドロックや

ポールエンドストッパーを取り付けましょう。

これがないと、シェルターのてっぺんに傷がついてしまい

最悪の場合、穴が開いてしまいますのでご注意ください。

手持ちのタープやシェルターを”フロントレンジ バグシェルター”に

かぶせて使用することも可能です。

↑これは別の製品ですが。

”フロントレンジ”単体でリビングとしても寝床としても使用できて

「一応持っていこうか。」くらいの気持ちで持ち運べる小型軽量さが魅力。

ポールは付属してませんが、林間ならそこら辺に落ちている木の枝を

ポール代わりにも使えるので全く問題なしです。

”フロントレンジ バグシェルター”を合わせて使用すれば、

虫よけ対策バッチリで少人数ファミリーキャンプにも。

タープ下に設置すれば通気性抜群で夏場でも快適に過ごせます。

フットプリント(グランドシート)はMSR純正であれば

ユニバーサルフットプリント4人用がピッタリ。

4人用ラージではないので要注意です。

おまけの本気の本格大型テント

本当におまけの紹介ですが、

なぜおまけかというと筆者の価値観からすると高価すぎるテントだから。

メーカー希望小売価格がなんと税込み660,000円。

ゼロが多すぎるのでわかりやすく書き直すと66万円です。

MSRのプロフェッショナルシリーズ。

高所登山を想定したプロ仕様のベースキャンプ用にMSR”ハブ”という

8人用のテントが発売されていますが、これは総重量約22kg、価格は60万円超という本格派。

厳寒の雪山にパーティを組んで挑みたい方はMSR”ハブ”がおすすめです。

ファミキャン用のテントのように一人で建てるのは容易ではありませんのでご注意を。

お知らせ

このブログの内容は、 STAND.FM ガリバーのおすすめ中古車ラジオ に配信していますので、

よろしければ聞き流しにご利用ください。

他にも、SPOTIFYGoogle PodcastApple PodcastRadio PublicBreakerAnchorでも

マルチ配信しています。

私、 ガリバーの楽天ROOM では、おすすめのカー用品、

災害時にすごく役立つ楽しいキャンプ用品を紹介しています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

ガリバーでした、バイバイっ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました