トヨタ初の量産乗用車AA型が低走行で安い!?

本日は2021年2月2日です。節分ですね。

子供の頃はまいた豆をあまり洗いもせずに拾って歳の数だけ食べていましたが、

今は、いくつかの豆が個包装になっていて、とても衛生的です。

2-30年前は、除菌とかっていう習慣はなかったですからね。

学校にも水筒なんか持って行かずに水道の蛇口から直接水道水を飲んでいましたし。

そのころと比べて水質が悪くなったのか、ただ気にしすぎなだけなのか。

というわけで、本日も水道から直接水を飲んでいた時代の

ちょい古クラシックカーの紹介です。

先に言っておきますと、前回の配信で紹介したミツオカ ラセードより

運転しやすいドライバーに優しい車です。

トヨタ自動車のトヨタ・クラシックという車。

車名からもダイレクトにクラシック感が伝わってきますね。

このトヨタ・クラシックという車はトヨタ自動車の市販車生産60周年を記念して

トヨタ自動車の子会社のトヨタテクノクラフトが100台限定で制作した車です。

現在はトヨタテクノクラフトという会社はなく、

いろいろ合併してトヨタカスタマイジング&ディベロップメント

という会社名になっています。

トヨタのカスタムブランド、TRDとかモデリスタとかGRスポーツとかを

展開している会社って言うとわかりやすいですかね。

デザインモチーフはトヨタ自動車初の量産型乗用車トヨダAA型乗用車です。

私はトヨタ博物館に飾ってあるのを見たことがあります。

たぶんレプリカでしょうけど、ピカピカでめちゃくちゃカッコよかったです。

厳密に言うと、トヨダAA型乗用車が発売されたときは、

トヨタ自動車という会社はなく、豊田自動織機でした。

豊田自動織機 自動車部ですね。

1936年、昭和11年に豊田自動織機からトヨダAA型乗用車が発売されて、

発売の翌月には、トヨダから濁点をとってっトヨタにしようってことになって、

車の名前もトヨダAA型乗用車から、トヨタAA型乗用車になり、

翌年1937年、昭和12年に、トヨタ自動車工業株式会社として独立しています。

ちなみに、トヨダAA型乗用車の新車価格は3,685円です。

そんな、由緒正しい車をデザインモチーフに、メーカー直結の子会社が作った、

トヨタ・クラシックが素晴らしい出来なのは言うまでもありませんが、

それでは何も伝わらないのでちゃんと言いますね。

個人的には、トヨタ・クラシックじゃなくて、

トヨダ・クラシックという名前で販売してほしかった。

トヨタ・クラシックは生産するうえで、手作業に頼る部分が非常に多く、

高価なモデルとなってしまいました。新車価格で約800万円です。

私がこの車をおすすめする理由。それは価格にあります。

トヨタ初の量産乗用車、トヨダAA型乗用車とほとんど同じといっていいほど

完成度の高いデザイン、100台限定生産の稀少性、

メーカーのグループ会社でのとても手間のかかる手作業での生産、

800万円という、高価な新車価格。

そんなことから想像すると、中古車でだいたい1千万円くらいか、

安くて、新車価格と同じ800万円くらいかなと考える感覚は普通だと思います。

ところが、このトヨタ・クラシック。

諸経費コミコミで約250万円から買えちゃいます。

300万円くらい出せば、走行距離5万キロ以下の低走行車もあります。

急がないと売り切れちゃうといけないんで、

けっこう早めに値段を言いました。

中古車検索サイトの二大巨頭には、たったの4台しか売りに出ていません。

これも、今買っておかないと将来乗れなくなる車です。

24年前、100台限定で800万円で売られていた車が、

しかもトヨタ初の乗用車と同じデザインで約300万円。

この価格はおかしいです。

車屋さんの誰かが、値段が安すぎることに気付いてしまう前に購入を決めてください。

ちなみに、お店の場所は、広島県、和歌山県、長野県、石川県です。

近隣の方は、急いでお店に問い合わせてください。

私の声を聞くのは、問い合わせをしてからでも遅くないです。

というわけで、車の説明をしましょう。

この車のベースとなったのは、なんと、ハイラックスピックアップのダブルキャブです。

ピックアップっていうのは、荷台が後ろについたトラックで、

ダブルキャブっていうのはトラックだけどドアが4枚あってシートが2列ある車です。

これまで、私の配信でもいくつかのレトロカー、パイクカーを紹介してきましたが、

過去に実際に存在した車のデザインをここまで忠実に再現している車はありません。

格子状のやや丸みを帯びたフロントグリル、ボディから飛び出てちょこんと乗っかっている、

出目金ヘッドライト、大きく張り出したフロントフェンダーから、

サイドステップ、リアフェンダーまでの、母親を思い出すような、豊かでふくよかな、

たっぷりとボリュームをもたせた温かみさえ感じる造形、

ルーフからリアエンドまでの美しく流れるようなライン。

トランクフードのスペアタイヤカバーなど、

トヨダAA型乗用車を本当に忠実に再現。

時代を超えてやってきたかのような非常に高い再現度です。

インテリアについては、ベースにハイラックスピックアップのものを使用しているため、

トヨダAA型を再現できてはいませんが、木目パネルを多用し、

エアバッグなしの3スポークウッドステアリング、シート、

内張りにも工夫を凝らして、十分にクラシカルな雰囲気となっています。

1.5トンの車体に、97馬力の2.0Lエンジンなので、

キビキビ走ることはできませんが、ゆるゆるとゆったり流す方が、この車のキャラクターに

合ってますよね。デザインの上で、一つ残念なのは、

ボンネットマスコットは現在のトヨタマークではなく。

AA型についていた、漢字で豊田と書いてあるボンネットマスコットを採用してほしかったです。

ボンネットマスコットも、出目金ヘッドライトも、

道路運送車両の保安基準の突起物規制に抵触しそうな気がするので、

今後、このようなデザインの車は生産されないともなれば、

このトヨタ・クラシックは昔のデザインを時代を超えて、動く状態で、

今に伝える貴重な車です。

非常に完成度・再現度の高いエクステリア、

工夫を凝らしてクラシカルに演出されたインテリア、

このクラシックカーに、エアコン、パワーステアリング、パワーウィンドウ、

オーディオまでついた、新車価格約800万円の100台限定の車が、

諸経費コミコミで約300万円。大手サイトでは残り4台。

さあみなさん急いでください。後悔先に立たずです。

この、トヨタ・クラシックには派生モデルがあって、

後ろがベース車両のハイラックスピックアップの荷台のままになっている、

TCピックアップという車があります。

トヨタ・クラシックよりさらに稀少なレア車ですが、

おかしなデザインの車ですので、

とりあえずそんな車があるよという紹介にとどめさせていただきます。

本日はこんなところです。

このブログの内容は、 STAND.FM ガリバーのおすすめ中古車ラジオ に

毎日配信していますので、よろしければ聞き流しにご利用ください。

私、 ガリバーの楽天ROOM では、おすすめのカー用品、

災害時にすごく役立つ楽しいキャンプ用品を紹介しています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

ガリバーでした、バイバイっ。

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